東京・表参道のプラダ 青山店6階にて10月24日より「Lizzie Fitch / Ryan Trecartin: It Waives Back」展が開催される。米アーティストのリジー・フィッチとライアン・トレカーティンの日本初個展となる。
本作は新作の映画と彫刻で構成され、アーティスト2人がオハイオ州の田舎に自宅とスタジオを移した2016年に始まった、より大きな作品群の一部。作品のベース部分はプラダ財団から委託を受けて制作され、映画1作品と幅広いアニメーション作品、そしてミラノのプラダ財団にある複数の建物にまたがるサウンドデザインで構成される大規模なマルチメディアインスタレーションとして、『Whether Line』というタイトルで2019年に発表された。
映画の舞台となったのは、フィッチらがオハイオの敷地に建設した巨大な流れるプールや堀、大型のホビーバーン、そして高さ50フィートの森の見張り塔などからなる常設のセット。この作品は、領土や所有権といった対立する概念、そしてそうした概念が自己の発達に与える影響を中心的テーマとしている。
東京展では『Whether Line』の映像を見直し、核となるアイデアをさらに探求。そうして生まれたのが『It Waives Back』だ。大型インスタレーション1作品、映画2作品、彫刻数点を展示。ゲームのような社会を考察する。
タイトル | Lizzie Fitch / Ryan Trecartin: It Waives Back |
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会期 | 2024年10月24日(木)~2025年1月13日(月)
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時間 | 11:00~20:00
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場所 | 場所:プラダ 青山店 6F(東京都港区南青山5-2-6) |
休廊日 | なし |
料金 | 無料 |
URL |