23 December 2024

物撮りのアートとしての可能性を探る「ブツドリ:モノをめぐる写真表現」展

23 December 2024

AREA

東京

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E469-6192

滋賀県立美術館にて、 物撮りにフォーカスした写真展「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」が 2025年1月18日(土)より開催される。
 
「ブツドリ(物撮り)」という言葉は、もともとは商業広告などに使う商品(モノ)を撮影すること。この「ブツドリ」を「物」を「撮」るという行為として広く捉えてみると、写真史の中で脈々と続いてきた重要な表現の一形式であることに気がつくはずだ。
 
今回の展示は「モノ」を撮影することで生まれた写真作品を、この「ブツドリ」という言葉で見なおし、日本における豊かな表現の一断面を探る試み。重要文化財である明治期の写真原板から、文化財写真、静物写真、広告写真、そして現代アーティストの作品まで、200点以上の写真作品が出品される。

山沢 栄子《物体》1986年 東京都写真美術館蔵 ©YAMAZAWA Eiko

撮影:ホンマタカシ『物物』 2012年刊行 猪熊コレクションより

安井 仲治《斧と鎌》1931 年 東京都写真美術館蔵

小川 一眞《唐招提寺 破損仏・鼓楼》 1888年 東京都写真美術館蔵

タイトル

「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」

会期
2025年1月18日(土)~3月23日(日)
時間
9:30~17:00
※最終入場は16:30。
場所

滋賀県立美術館(滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1)

 

料金

一般1,200円(1,000円)
高校生・大学生800円(600円)
小学生・中学生600円(450円)
※( )内は20名以上の団体料金

休館日

月曜(ただし休日の場合には開館し、翌日火曜日休館)

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