東京・神楽坂のCAVE-AYUMI GALLERYにて1月18日水木塁の展覧会「凪に、傾く陽と。」が開催される。
水木はこれまで都市と「わたしたち」の間にある環境的、文化的、政治的な関係をモチーフに制作。コロナ禍以降は、風景・情景・身体・モノの絡まり合いの中にあるウェルネスに注目し、多様なメディアを用いて作品を展開している。
本展タイトルとなる新作「凪に、傾く陽と。」は2024年夏に水木が2ヶ月間ロンドンに滞在し、フィールドワークを行う中で撮影された風景写真を出発点。大都市の喧騒の中で、人々が自分の居場所を見つけ、くつろぐ姿や、束の間のリラックスした光景を捉えた。これらのイメージは、3枚1組のユニットとしてさまざまなコンポジションで展示室の壁や床に仮設的に展示される。都市空間や人々の光景を映し出すだけではなく、写真、平面、立体といった既存の表現方法を解体・再構築する水木の手法によって、変容をし続ける現代の都市環境を象徴するかのようだ。
さらに水木が継続して行なってきた京都でのフィールドワークをもとに制作された作品も展示される。
タイトル | 水木塁『凪に、傾く陽と。』 |
---|---|
場所 | CAVE-AYUMIGALLERY(東京都新宿区矢来町114) |
会期 | 2025年1月18日(土)~2月23日(日)
|
時間 | 12:00~19:00
|
料金 | 無料 |
休廊日 | 水・木曜日 |
URL | https://caveayumigallery.tokyo/ |