東京・神宮前のLIVE ART GALLERYにて1月17日より小林茂太の個展「plateau」が開催される。
小林は自然の事象や人間の痕跡をテーマに活動。2018年のアイスランド滞在時に様々な自然の形態を目の当たりにしたことをきっかけに地質学的な現象に関心を持ち、以降その視点を作品制作に取り込んでいる。
新作シリーズ「plateau」は、北アルプスに位置し広大な自然が広がる雲ノ平にて撮影された。本来目に見えないはずのものが何らかの理由で目に見えるものとして露出すること。地質学の分野で「露頭」と呼ばれる現象に小林は着目。高山の湿原に生じる「池塘」と呼ばれる池沼や、噴火の名残として台地に露出する岩石、吹雪の影響で独特な形状をなす樹木など、長い年月の中で形成されたその土地特有にあらわれる様々な自然のかたちを捉えた。展示では作品集『plateau』(¥3800)も販売される。
また1月31日19時より、雲ノ平山荘代表の伊藤二朗を招いてのトークイベント(¥500、『plateau』持参で無料)も開催。要申し込み。
タイトル | plateau |
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会期 | 2025年1月17日(金)~2月8日(土)
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時間 | 13:00~19:00
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場所 | LIVE ART GALLERY(東京都渋谷区神宮前2-4-11 Daiwa神宮前ビル1F) |
料金 | 無料 |
休廊日 | 日・月曜日、祝日(水・木曜日はアポイントメント制) |
URL | https://www.live-art-books.jp/ |