東京・高田馬場のAlt_Mediumにて6月27日より岩田芽子の個展「開かれた庭」が開催される。
本展は、ある都市公園についての記録を展示する。現代的な芝生広場や遊具が配置されたこの都市公園は、戦後の都市計画に基づき整備されてきた。一方で、周囲を取り囲む広大な雑木林や各所の構造物には、整備が始まる以前の姿が残されている。
本作の撮影は2015年頃に始まり、その過程で、当初は気づかれていなかったものへと対象を移すことで進められた。タイトルである「開かれた庭」は、自然の景観を模倣し、またはその要素を追求して18世紀初頭のイギリスで確立された風景式庭園に着想を得たもの。
岩田の関心は、「気づかれていなかったもの」の想起や、あるいはその始まりの瞬間を提示することにあるという。
タイトル | 岩田芽子 個展「開かれた庭」 |
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場所 | Alt_Medium(東京都新宿区下落合2-6-3 堀内会館1F) |
会期 | 6月27日(金)~7月2日(水) |
時間 | 12:00~19:00(最終日は17:00まで) |
休廊日 | 無し |
料金 | 無料 |
URL |