東京・神楽坂のPAAMAにて、コンテンポラリーカルチャーメディア『New Scale』がキュレーションするグループ展「OPEN WORLD」が開催される。
本展には Soft Baroque(ソフト・バロック)、Pierre Castignola(ピエール・カスティニョーラ)、Geray Mena(ジェレイ・メナ)、八木沢俊樹の4組が参加。それぞれの実践を通じて複層化する現代社会の視点を提示する。
バロックは、家具の原型に感覚のズレを仕込み、多層的な利確を誘発。カスティニョーラは日常的なプロダクトを通じ、消費社会と知的財産の境界に鋭く切り込む。メナは写真というメディアに、瞬間と永遠を同居させ、時間の層を視覚化。八木沢は陶芸や木彫といった手技とデジタル技術を往還し、素材と近くの枠組みの再解釈へ挑む。
タイトルの「OPEN WORLD」は、ゲームにおけるオープンワールド形式に着想を得たもの。鑑賞者とアーティストが同時に“主人公”となり、それぞれのストーリーを紡ぐことを企図している。
展示に合わせ、雑誌『TOO MUCH Magazine』編集チームが制作し、各アーティストのエクスクルーシブインタビューを掲載した作品集が発行される。
タイトル | “OPEN WORLD” Curated by New Scale |
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場所 | PAAMA(東京都新宿区矢来町160-1 サクラハウス神楽坂矢来町1F-B) |
会期 | 7月12日(土)~8月2日(土) |
時間 | 12:00~18:00 |
休廊日 | 日~火曜日 |
料金 | 無料 |
URL | https://newscale.studio/ |