ニューヨークを拠点に活動する写真家・高井雅裕の個展「Remain Prologue」が、東京・駒沢のe2 galleryにて4月3日から5日まで開催される。本展では、都市の中に残る時間と痕跡を主題とした写真シリーズ《Remain》が紹介される。
《Remain》は、「失われたものも完全には消えず、別のかたちで続いていく」という感覚を起点としたシリーズ。高井は都市空間において、自然物と人工物、構造と痕跡、光や時間の移ろいといった要素に目を向け、それらが存在と消失のあいだに揺らぐ状態を写真として捉えてきた。
本作において写し出されるのは、単なる現在の風景ではない。そこには、過ぎ去りつつあるものや、すでに遠ざかったもの、それでもなお残り続ける気配が重層的に重なっている。都市の表面に現れる断片的なイメージは、失われゆくものの記録であると同時に、別の形で持続する存在の痕跡でもある。
タイトルに掲げられた「Prologue」が示す通り、本展はシリーズの序章として位置づけられる。変容しながら持続するものへの視線を通じて、今後の展開へと接続する思考の輪郭が提示される。
| タイトル | Remain Prologue |
|---|---|
| 場所 | e2 gallery(東京都世田谷区駒沢4-14-13 2F) |
| 会期 | 4月3日(金)~5日(日) |
| 時間 | 4月3日14:00~21:00 |
| 休み | 無し |
| 料金 | 無料 |
| URL | https://www.masahirotakai.com/ |
