生成AIや3DCG、デジタルペインティングなどの表現と高度な印刷技術を融合させる展覧会「デジタルアウラ 東京展」が、2026年9月17日から27日まで東京・下北沢のBONUS TRACK GALLERY 1で開催される。金氏徹平+CMTK(森千裕×金氏徹平)、草野絵美、小林健太、たかくらかずき、三重野龍、村田実莉が参加する。
本展を主催するのは、京都を拠点とする印刷会社サンエムカラー。2026年2月にホテル アンテルーム 京都で開催された同名展を刷新した東京展となる。写真集や文化財複製などで培ってきた印刷技術を背景に、印刷そのものを表現手段として捉え、アーティストとプリントディレクターが素材や印刷工程について対話を重ねながら作品を制作する。キュレーションは、デジタル表現を軸に活動するアーティストのたかくらかずきが担当する。
テーマとなるのは、デジタル時代における「アウラ」のありかだ。生成AIや3DCG、デジタルペインティング、コラージュといったコンピュータを前提として生まれた視覚表現を、UV凹凸印刷などによって物質化。複製や大量生産と結びつけられてきた印刷物に、作者固有の判断や手つき、制作に費やされた時間の痕跡を見いだし、「ユニークピースとしての美術作品」へと転換することを試みる。
参加作家のアプローチも多様だ。AIとノスタルジアやポップカルチャー、集合的記憶を接続する草野絵美、写真をデジタル編集することで「真を写すとは何か?」を問い続ける小林健太、ビデオゲームやピクセルアート、XR、AIを通してデジタル時代の身体性や儀式性を探究するたかくらかずきらが名を連ねる。
会期中には、本屋B&Bで「複製技術に、アウラは宿るか。」と題したトークイベントも実施。草野、小林、たかくら、村田らによるアートプリントをめぐるトークと、内沼晋太郎、大畑政孝、水野幸司によるアートブックについてのトークの2部構成を予定している。展覧会は「ムーンアートナイト下北沢2026」と連携して開催される。
| タイトル | デジタルアウラ 東京展 |
|---|---|
| 場所 | BONUS TRACK GALLERY 1(東京都世田谷区代田2-36-15) |
| 会期 | 2026年9月17日(木)〜27日(日) |
| 時間 | 12:00〜20:00 |
| 休み | 無し |
| 料金 | 無し |
