05 November 2026

アジアの現代写真から、英国のアイコンを捉えたポートレートまで。アートウィーク東京で写真展を巡る

05 November 2026

AREA

東京

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竹之内祐幸〈PERCEPTION AND DIRECTION〉より 2023–26年

ジャン・ポンイー《Dark Addiction 17′33″》2013年 © Jiang Pengyi, courtesy of ShanghART Gallery.

ルイス モーリー《シャーロット ランプリング by ルイス モーリー》1963年 © Lewis Morley Archive / The Board of Trustees of the Science Museum, London / National Portrait Gallery, London

デヴィッド・グウィネット《Trojan、リー・ボウリー by デヴィッド・グウィネット》1983年 © David Gwinnutt/National Portrait Gallery, London.

ノーマン・ワトソン《リアム・ギャラガー by ノーマン・ワトソン》1994年 © Photo by Norman Watson

東京の現代アートを紹介する「アートウィーク東京(AWT)」が、11月8日(日)まで開催中だ。今年は過去最多の56の美術館・ギャラリーが参加。キュレーターが編む10の展覧会「AWT FOCUS」、映像プログラム「AWT VIDEO」、ポップアップバー「AWT BAR」なども登場し、11月6日(金)から8日(日)は無料シャトルバス「AWT BUS」が会場を結ぶ。

例えば、恵比寿の東京都写真美術館では「デュエット――アジアン・コンテンポラリー」を開催中だ。2018年の「愛について アジアン・コンテンポラリー」展に続くアジアの現代写真展で、今回は日本と中国の新進・中堅作家を紹介する。中国・福建省の写真複合施設「三影堂・厦門(アモイ)」のチーフキュレーター、滕青云(テン・チンユン)との共同企画として、経済格差や自然災害、ジェンダーといった身近なテーマに注目し、ふたつの国の現在をさまざまな観点から切り取った展覧会だ。

シャネル・ネクサス・ホール「ナショナルポートレートギャラリー展 アイコンとイメージメーカー」ではポートレート約60点を一挙に紹介する。シャーロット・ランプリングをルイス・モーリーが撮影した一枚は、モデルとして出発したばかりの17歳の彼女を捉えたもの。リー・バウリーとトロージャンは、デヴィッド・グウィネットが1983年、クラブの喧騒を離れたイーストロンドンの自室で捉えた。リアム・ギャラガーは、デビューで脚光を浴びる直前の1994年、ノーマン・ワトソンが『The Face』誌の依頼で撮影。いずれもスーパースターと国際的写真家というふたつの創造的な力が、レンズを介して出会う瞬間を捉えた作品群だ。11月6日には、ナショナル ポートレート ギャラリー チーフキュレーターのフラヴィア・フリジェリと会場を巡るギャラリーウォークも開催される。

また、写真を専門とするギャラリーの個展も見逃せない。麻布十番のPGIでは、竹之内祐幸が日頃から撮り続けてきたスナップで構成した個展「SLEEPWALK」を開催。時期ごとのセレクトにそのときの心情が反映されるなか、竹之内は今回の作品群から「浮遊感」を感じるという。展覧会タイトル「SLEEPWALK」は、夢遊や、無意識のうちに行われる行為を想起させる言葉だ。

大規模な企画展から写真専門ギャラリーの個展まで、アートウィーク東京の5日間は、写真を手がかりに東京を巡る機会にもなる。

タイトル

アートウィーク東京

場所

東京都内の参加美術館・ギャラリー、AWT FOCUS、AWT BARほか

会期

2026年11月4日(水)〜8日(日)

時間

10:00〜18:00

URL

https://www.artweektokyo.com/ 

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