東京国際写真コンペティション(TIPC)は、言語や文化の壁を越え、写真家にとっての国際的な露出機会を生み出す場として開催されている。
第6回となる今回は「必要性 / 欲求」をテーマとして開催され、天野太郎をはじめ、アレッシア・グラヴィアーノら計12名の国際的に活躍する写真プロフェッショナルたちが審査を行い、8名の受賞者を決定。そのなかから1名が選ばれるグランプリは、韓国出身の写真家キム・スングの作品「Better Days」となった。
「Better Days」は急速に発展をしてきた韓国における、人々の地方に旅行する余裕がないほど非常に短いバカンスと都市にあるレジャー施設の様子を撮影した作品。そこにあるのは西洋と韓国文化が混ざりあった風景と短い時間を少しでも良いものにしようとする韓国人的視点だ。
日本からはミナミ・ノリタカの「California City, California」が受賞した。これらの受賞作品は、台北、ニューヨークを経て、東京へと巡回展示される予定。
タイトル | 「第6回東京国際写真コンペティション」 |
---|---|
URL |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。