小川一眞の花写真インスパイアのパッケージが匂い立つロエベの香りでお家時間を豊かに

29 September 2020

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小川一眞の花写真インスパイアのパッケージが匂い立つロエベの香りでお家時間を豊かに

スペインのラグジュアリーブランド・ロエベから香りのコレクション「ホームセンツ」が登場した。コロナ禍で外出やイベントが少しずつ解禁されているが、依然リモートワークなど家にいる時間が多い人は多いだろう。美麗な植物のパッケージと共に部屋での時間を豊かにしてくれること間違いなしの香りが揃っている。

左からキャンドル9500円、ラタン・ディフューザー27000円、ホームフレグランス10800円(税込)。

左からキャンドル9,500円、ラタン・ディフューザー27,000円、ホームフレグランス10,800円(税込)。

香りは、ロエベのクリエイティブ・ディレクターであるジョナサン・アンダーソンの個人的な植物に関する記憶から調香し、キャンドル、ホームフレグランス、ラタン・ディフューザーとしてラインアップ。トマトリーフ、コリアンダー、オレガノなど10種類の香りが登場(ラタン・ディフューザーのみ3種のみ)する。

繊細な植物のパッケージが美しい。キャンドルは170g(9500円)、610g(20000円)、2120g(42000円)の3サイズ展開。写真はラシャス・ペアの香り。

繊細な植物のパッケージが美しい。キャンドルは170g(9,500円)、610g(20,000円)、2120g(42,000円)の3サイズ展開。写真はラシャス・ペアの香り。

美しい花のパッケージは、自然を撮るフォトグラファーのエルワン・フロティンが小川一眞の植物写真をモダンに解釈したもの。小川は1,000円札の夏目漱石像を撮影した写真家と言えばわかるだろうか。日本初の頃タイプ写真製版、印刷を開始し、岡倉天心らと美術雑誌を創刊するなど、明治から昭和初期にかけて活躍した日本写真のパイオニアだ。特に「花」の写真は高い評価を得て、ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)にもコレクションされている。

当時の彩色写真独特の淡い色合いを備えた生花は、儚い芳香を放つようだ。フロティンによるパッケージは鮮度ある小川の静物写真といえようか。

用いられるポットもクラフトプライズを実施するなど工芸を重視しているロエベらしい色、素材、デザインが目を引く。キャンドルのテラコッタポットは、アンダーソンがオークションで購入した紀元前5世紀のギリシャのマグがデザインソース。連続する畝がギリシャ様式を感じさせる。

ロエベの一部ストアとオンラインストアにて発売中。香りは記憶を呼び起こす五感という。嗅覚にも視覚にも訴えるマスターピースで植物の香りを嗅いだ時、何を思い出すだろうか?