グッチ新店が心斎橋大丸にオープン、
クルド人アーティストのアートが外壁に

ファッションシーンのみならず、アートやダイバーシティなどカルチャーシーンも牽引するラグジュアリーブランド、グッチ。11月20日、大阪・心斎橋大丸に注目のグッチショップをオープンした。

必見なのはクルド人アーティストのティシュク・バルザンジが、同店のために制作したスペシャルなアート作品。グッチのアイコンであり、湾曲したフォルムが美しいバッグ「ジャッキー」をフィーチャーしたファサードが出現した。アートワークには、都市の風景にグッチのテクスチャーとカラーがさりげなく存在する。連綿と続く階段やゲートは日々継続される日常を想起させ、エッシャーやダリのような超現実感も醸す。そこにグッチのGGマークやジャッキーバッグが見事に調和しているのが見事だ。マットなグリーン、ピンク、オレンジなどで描かれたこのアートウォールは心斎橋の新たなランドマークになること間違いないだろう。このアートウォールは不定期に更新されるが、常設なのでぜひ足を運びたい。

店内は2フロア450平方メートルの広々としたスペース。インテリアの異なるカラーの大理石やウッドの象嵌が装飾的かつ立体的な効果を生み、アレッサンドロ・ミケーレの多様性を持った一体感を存分に堪能できるショップに仕上がっている。

アイテムはメンズ・ウィメンズのウェア、バッグ、シューズ、ジュエリー、香水などのコレが並び、様々なグッチの側面を体験できる。また西日本で唯一インテリアカテゴリーのデコール コレクションが揃うのも注目だ。もちろん同店エクスクルーシブのアイテムもラインアップしているので、アートウォールを鑑賞がてらファッションも楽しみたい。