水谷太郎が、イタリアのラグジュアリーブランド「トッズ」と日本のレザーブランド「エンダースキーマ」のコラボレーションコレクション(9月28日発売)のキャンペーンを撮影。ミニマルながら佇むモデルのポージング、視線が印象的な写真に仕上がっている。
このコラボレーションはトッズがゲストクリエイターを招いて新たなコレクションをつくるプロジェクト「トッズ ファクトリー」第4弾。第3弾の「マメ クロゴウチ」に続いて日本のエンダースキーマが選ばれた。両ブランド共に皮革と職人のクラフツマンシップが代名詞。キャンペーンショットでは無機質な空間にドミノなどが並ぶラボラトリーのようなシーンに、モデルが佇む。
メインカットとなる4人のモデルが佇む1枚はノーマルな印象ながらモデルの視線が中を向きどこか違和感を感じさせる。ファッション写真の身体性を追究した書籍『POSTURING』を思い起こさせアートが香る。それはデニムパンツ、ダウンジャケットを着用したモデルカットなどのモデルカットも同様だ。
また、アイテムカットもドミノなどが共に写り、グラフィカルな表情。大きな半球がついたソールのシューズやネット状レザーのボトルホルダー、カラフルなキーホルダーやサボなどプレイフルなアイテムと呼応する。
ちなみにキャンペーンムービーはこのこれらモデルやアイテムとドミノや器具が永遠と動き続ける楽しい内容。教育番組「ピタゴラスイッチ」を思い起こさせ面白い。童心に帰って見てしまうこと間違いない。