渡辺淳弥率いるファッションブランド「ジュンヤ ワタナベ マン」の2022年春夏は写真ファン必見のコレクションだ。モチーフはブータンを旅するジェイミー・ホークスワース。
注目なのはサルエルパンツや巻いて履くタイパンツ。それらが豊富に登場し、トップスのTシャツやブルゾンと共に西洋と東洋が交差する。モデルはメガネに髭でホークスワースを彷彿とさせるのもにくい。シルエットもさることながらオリエンタルな柄のテキスタイルがアジアを思わせ、暑い地域に意識が飛ぶ。
インパクトあるグラフィックは田名網敬一やジャッキー・サイなどアジアのアーティストによるもの。サイケデリックな図案は色彩豊かだ。
コロナ禍で海外に旅行することが困難な現在、ジュンヤ ワタナベ マンでアジア気分を味わってみてはいかがだろうか?写真、アートが好きならばぜひ見て欲しいコレクションだ。