情感溢れるポートレイトに定評があり、人気俳優や女優などからの指名を受ける写真家、野村佐紀子の約20年間のライフワークを綴る写真集『愛について』が発売された。
本書は1991年より荒木経惟に師事し写真家として活動を始め、何年もかけて撮り続けてきた作品の中から約100名の男性たちのヌードを主軸とした写真群を400ページで構成する写真集。
SOUP DESIGNの尾原史和が担当した装丁は、黒い小口染めを施し、野村のモノクローム、陰影、暗闇を想起させるデザインとなっている。また文筆家・五所純子による寄稿から野村作品を読み解いていく、まさに写真家・野村佐紀子のアイデンティティを探っていくような一冊となっている。
タイトル | 『愛について』 |
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出版社 | ASAMI OKADA PUBLISHING |
価格 | 4,000円+tax |
発行年 | 2017年 |
仕様 | ハードカバー/A5版/400ページ |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。