岡原功祐は1980年、東京都生まれ。“人の居場所”を自身のテーマとし、麻薬戦争の中に生きる若者たちの日常を切り取った『Contact #1 -Any Given Day-』、原発事故後の福島を撮影した『Fukushima Fragments』などを出版。2009年には、世界報道写真財団が世界中の若手写真家から12人を選ぶJoop Swart Masterclassに日本人として初選出。Photo District Newsが選ぶ世界の若手写真家30人にも選ばれた。また2010年には、同作「Ibasyo」でW.ユージン.スミス・フェローシップを受賞。
本書『Ibasyo』は、女性5人の自傷行為をめぐるフォト・ドキュメンタリー。一人一人の秘められたストーリーが写真約60点、文章ドキュメント約280ページにわたり綴られている。“居場所”を求めながら、自らを傷つけずにはいられなかった彼女たちの細やかな心性に光をあてた一冊。
タイトル | 『Ibasyo―自傷する少女たち“存在の証明”』 |
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価格 | 2,800円+tax |
発行年 | 2018年3月30日 |
仕様 | 185mm×118mm×25mm/370ページ |
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