アイスランドで出会った双子の姉妹を撮影したシリーズ、稲岡亜里子新刊『EAGLE AND RAVEN』

双子の姉妹を通して遍在する生命の在り方と、それが宿る空間を描き出す注目作。

30 March 2020

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EAGLE AND RAVEN

前作『SOL』(2008年)に続く、稲岡亜里子待望の写真集『EAGLE AND RAVEN』が赤々舎より刊行。

本作は、アイスランドで出会った双子の姉妹を7年にわたり夏ごとに撮影したシリーズ。タイトルの「鷲と烏」は姉妹の名前に由来し、彼女たちの9歳から16歳までの時期に当たる。

「私たちは時々おなじ夢を見る」と、あるとき語ったように、不思議な共振を宿すふたりの姿。「もうひとりの私」の存在を、稲岡はときに鏡や水を生かした構成で写し出し、浮かび上がらせる。二人が学ぶバレエのシンプルな衣装と、振り付けられたような身振りも、その存在を抽象化する。

アイスランドの土地や空や海とも響き合いながらほどかれていく、自然の一部としての「私」。双子の姉妹を通して、遍在する生命の在り方とそれが宿る空間を描き出す注目作。

タイトル

EAGLE AND RAVEN

出版社

赤々舎

出版年

2020年2月

価格

4,400円+tax

仕様

布装(コデックス装)/231mm×170mm/80ページ

URL

http://www.akaaka.com/news/-eagle-and-raven.html