フランス人写真家、フランソワ・アラールの写真集『56 Days in Arles』が刊行された。
本書は、アラールがロックダウンによる隔離生活を送ったフランス・アルルにある別荘のひとつ、「Hôtel Particulier」での56日間(2020年4月25日〜5月22日)に撮影されたポラロイドが収められた1冊。外の世界と隔てられたこの魅力的な邸宅は彼にとって聖域やミューズでもあり、いつも変わらず慰めを与えてくれる場という役割を担っていた。
アラールのインスタグラムに投稿されていたこの美しい邸宅の写真を見、ポラロイドによる撮影を勧めたオーストラリア人アートディーラー兼キュレーター、オスカー・ハンフリーズによる前書きを収録し、撮りためられたイメージに形が与えられ、美しい本が出来上がった。本書はある1人のアーティストの隔離生活のユニークな記録であり、自らを取り巻く友人や思い出と結びついたものについての瞑想でもある。
| タイトル | 『56 Days in Arles』 |
|---|---|
| 出版社 | |
| 出版年 | 2020年 |
| 価格 | 6,300円+tax |
| 仕様 | ハードカバー/215mm×280mm/68ページ |
| URL | twelve-books.com/products/56-days-in-arles-by-francois-halard |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。
