長島有里枝×カナイフユキ オンライントーク「Personal is political ―わからない“わたし”を探す表現」が、9月5日(土)に開催される。
長島の活動初期から近年に至るまでのセルフポートレイト作品を、時系列に収録してまとめた作品集『Self-Portraits』が、ニューヨークの出版社・Dashwood Booksより刊行となる。
巻頭に収録された、アパーチャーファウンデーションのクリエイティブダイレクター、レスリー・A・マーティンとの対談で長島は、特に初期の作品を指して、自らを被写体としてヌードグラビアや写真集のパロディーを撮ることは「わたしにとっては、女性の身体に向けられる男性社会からの視線がどのようなものであるかに言及するための方法」なのだともいう。「ヘアヌード写真ブームがとにかく許せなくて、動機がなんであれ、男の目的のために女が消費されるなんてあり得ない」という長島は、“自分の身体は自分のもの” だという主張あるいは主体としての女性の在り方を、独自の表現で私たちに問いかける。
本イベントではイラストレーター・コミック作家として活動しているカナイフユキをゲストに招き、パーソナルな視点で社会的かつ政治的な作品を制作するという共通点を持つ二人が、自分を作品にすることの意義や効果、今後の制作の展望などについて語る。
タイトル | 長島有里枝×カナイフユキ「Personal is political ―わからない“わたし”を探す表現」 |
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期間 | 2020年9月5日(土) |
時間 | 19:00~21:00 |
会場 | 本屋B&B(東京都) |
入場料 | 1,500円(書籍付きは5,500円) |
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