KOSAKU KANECHIKAでは、11⽉21⽇(土)までfumiko imano 展「somehow somewhere sometimes at some place for some reason」を開催する。
fumiko imanoは35mmカメラで撮影したセルフポートレイトをはさみで切り貼りし、一枚の写真の中にあたかも双⼦が存在しているようなコラージュの手法で作品を生み出す。2018年春夏コレクションよりLOEWE が手がける『Publication』で作品を発表するなど、ファッションとのコラボレーションでも活躍している。本展は、2016年から海外の⾊々な場所で撮影してきた作品や、今年⾃宅の周辺で撮影した作品などからセレクトした約30点の作品で構成。また今回、これまでほとんど発表してこなかった、モノクロ写真を⾚い⽷で縫い付けた作品が展⽰される。
imanoは本展を開くにあたり、「なぜかそこにいてなぜかその時でなぜかその場所にいてなぜかそこにいる そしてそれには理由がある」という言葉を寄せているように、流動している社会の中で模索しながらも、作品を通し自分がここにいるというメッセージをずっと伝え続けている。無邪気にはしゃぐ家族風の写真にはっきりと見える接合されたラインは、それが虚構であることを伝えるとともに、アイデンティティについての冷静な洞察でもある。自由に遠くに行けない今だからこそ、想像力あふれるimanoのユーモアな世界観に浸かってみてほしい。
タイトル | 「somehow somewhere sometimes at some place for some reason」 |
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会期 | 2020年10月17日(土)〜11月21日(土) |
会場 | KOSAKU KANECHIKA(東京都) |
時間 | 11:00~18:00(金曜は20:00まで) |
休館日 | 日月曜、祝日 |
URL | https://kosakukanechika.com/exhibition/somehow_somewhere_sometimes_at_some_place_for_some_reason/ |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。