香川県・高松市美術館で「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.09 時どきどき想像」展が、12月13日(日)まで開催している。
2009年から開催されている「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」とは、独創性、将来性のある優れた作家を発掘し紹介する現代アートのグループ展。10回目を迎える今回は、「時どきどき想像」をテーマに、写真家・井上佐由紀をはじめ、蝸牛あや、後藤映則、保井智貴、大西康明の5名の作家が作品を出展する。
時とは一体何か。見ることも触ることもできないが、ずっと昔からその存在は認知されてきた。私たちは意識の中で過去に思いを馳せたり、未来を思い描いたりするなど、時を自由に行き来できるが、目には見えない。本展では、それぞれの作家が時の想像を膨らませたさまざまな作品を通して、「畏れ」や「記憶」といった不可視なものを表している。目に見える情報が大量にある現在は、目にした情報に真っ先に気を取られてしまうことが増えたように思う。自身の身の周りや社会に存在する「目にはみえないもの」について、想いを巡らせるきっかけとなることだろう。
また、会期中はトークやワークショップなど関連イベントを予定。詳細は公式HPまで。
タイトル | 高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.09「時どきどき想像」 |
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会期 | 2020年10月31日(土)~12月13日(日) |
会場 | 高松市美術館(香川県) |
時間 | 9:30~17:00(金土曜は19:00閉館/入室は閉館30分前まで) |
定休日 | 月曜、11月24日(火)(11月23日は開館) |
入館料 | 【一般】800円(640円)【大学生】500円(400円)/高校生以下無料/( )は前売および20名以上の団体料金 |
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2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。