ウィリアム・クラインは1928年、ニューヨーク市生まれ。1955年からファッション写真を撮影しキャリアをスタートさせ、1956年に『ニューヨーク』を刊行。ブレ、ボケなど従来の写真のタブーを破り大胆に表現し、そのスタイルはいまもなお多くの写真家に影響を与え続けている。2012年~2013年には、森山大道との二人展「William Klein + Daido Moriyama」がロンドンのテート・モダンで開催され、写真界のみならずファッション界、映画界でも大きな話題を呼んだ。
本展は、昨年のフランス・アルル国際写真フェスティヴァルで開催された、細江英公との二人展「Kazuo Ono By Eikoh Hosoe and William Klein」の巡回展。
今回展示される作品群は、クラインが写真集『東京』の撮影のために来日した1961年に撮影されたもので、敗戦から立ち上がり成長を始めた都市・東京と、新たなダンスを試行する大野一雄、土方巽、大野慶人の3人の舞踏家たちの肉体、そしてそれらを鋭く見つめる写真家とのコラボレーションにより創り出されたもの。展示作品のほとんどは未発表のままクラインのスタジオに眠っていたもので、今回、56年もの時を経て公開される。
なお、会期中2月4日(土)には本展の開催を記念し、本作の被写体となっている大野慶人による舞踏公演が行われる。
タイトル | 「Dance Happening, Tokyo 1961」 |
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会期 | 2017年1月11日(水)~2月26日(日) |
会場 | |
時間 | 11:00~19:00 |
休廊日 | 月火曜 |
URL | http://www.akionagasawa.com/jp/exhibition/dance-hapning-tokyo-1961/ |
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