注⽬写真家に関する記事
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Nao Tsuda
注目作家の作品を毎日配信！第74弾は津田直
「SAMELAND」
2012年初夏に、現在も古来の伝統や精神を継承している極北の先住民であるサーメ人たちに出会うため、フィンランドとノルウェーを訪ね撮影した。その土地で内陸部と海岸部を季節に応じて移動しながらトナカイ放牧を生活の糧として暮らすサーメ人が、夜を徹して行うポロ・メルキトスというトナカイの親子を照合する行事に立ち会う。かつての聖地に立ち自然信仰に触れ、サーメの生き方に近づいていく。
「辺つ方の休息」
「太宰府、フィンランド、夏の気配。」 という太宰府天満宮 文書館での企画展に向け制作したシリーズ。2017年5月、フィンランドで群島の岩場や岸辺から見つめた草木がいち早く夏の到来を察知して新芽を開く様や、人々が世代を超えて大切にしている短い夏を満喫するための小屋とそれを取り巻く自然の姿に、北欧の初夏を見出した。
「NOAH」
2013年夏にスイスのクラン・モンタナにて滞在制作したシリーズ。標高4000m峰が連なるアルプスの山脈に囲まれたヴァレー地方で、谷から谷へとBisse（ビス）と呼ばれる氷河から溶け出した水や雪解け水を活用した灌漑用水路に沿って渡り歩いた。千年近く前に村人によって作られ、代々管理されてきた水路を地図から探り出して歩いて回ると、身体が水に運ばれてゆくような錯覚を起こし、山に近づいた気持ちとなった。
「SAMELAND」
2012年初夏に、現在も古来の伝統や精神を継承している極北の先住民であるサーメ人たちに出会うため、フィンランドとノルウェーを訪ね撮影した。その土地で内陸部と海岸部を季節に応じて移動しながらトナカイ放牧を生活の糧として暮らすサーメ人が、夜を徹して行うポロ・メルキトスというトナカイの親子を照合する行事に立ち会う。かつての聖地に立ち自然信仰に触れ、サーメの生き方に近づいていく。
「辺つ方の休息」
「太宰府、フィンランド、夏の気配。」 という太宰府天満宮 文書館での企画展に向け制作したシリーズ。2017年5月、フィンランドで群島の岩場や岸辺から見つめた草木がいち早く夏の到来を察知して新芽を開く様や、人々が世代を超えて大切にしている短い夏を満喫するための小屋とそれを取り巻く自然の姿に、北欧の初夏を見出した。
「NOAH」
2013年夏にスイスのクラン・モンタナにて滞在制作したシリーズ。標高4000m峰が連なるアルプスの山脈に囲まれたヴァレー地方で、谷から谷へとBisse（ビス）と呼ばれる氷河から溶け出した水や雪解け水を活用した灌漑用水路に沿って渡り歩いた。千年近く前に村人によって作られ、代々管理されてきた水路を地図から探り出して歩いて回ると、身体が水に運ばれてゆくような錯覚を起こし、山に近づいた気持ちとなった。
