東京藝術大学が、コロナ禍で苦しむ本学出身のアーティスト(在学生を含む)を対象に、彼らに新たな作品発表の場を提供し、育成・支援するためのオンライン上でのアートフェス「東京藝大アートフェス 2021」を3月18日(木)より開催する。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、芸術家を取り巻く環境は大きく変化した。多くの美術館やコンサートホールが閉鎖、予定していた展覧会・音楽会は延期または中止されるなど、多くのアーティストが活動できずに収入減に陥っているというデータもあり、経済的にも不安定な状態が続いている。さらに「新しい生活様式」が求められる中で、これからどのような表現ができるのか、どのように表現と向き合っていくべきなのか、否応なしに考えさせられている。
本アートフェスは、そんな活躍の場を奪われたアーティストたちを育成・支援するため、コロナ禍の制約を受けないオンライン上で行われ、国内だけでなく海外にまで彼らの作品を発信。また、ソーシャルメディアとも連携することで、国内のみならず海外まで含めた多くの人の目に留まり、直接アーティストと興味を持った支援者など、国内外のさまざまな人がコンタクト可能になる。
なお、優秀作品は審査員による厳正な審査と、アートフェス参加者の声やアクションを踏まえながら決定。38名の受賞者には今後の活動支援のために賞金の授与される。若手芸術家の活躍の場を、ぜひ観てみてほしい。
タイトル | 「東京藝大アートフェス 2021」 |
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日程 | 2021年3月18日(木)~4月30日(金) |
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2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。