二川美知枝「あとのあとは/後の後であり/後の跡でもあり/後の痕でもある」展が、7月6日(火)よりIG Photo Galleryにて開催される。
二川は今回が初個展となる新人作家。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)通信教育課程写真コースの卒業制作として、過去に大規模な地震や火山活動があった場所を訪れ撮影した。
スケール感を惑わす画面全体を覆う岩肌、荒涼とした風景の中に芽吹いた植物、倒壊した建物に襲いかかった溶岩。二川が撮影した写真は、自然の暴力的な力と、その力が与えた影響とその後に流れた時間の堆積が写し出されている。同時に、有史以来数え切れないほどの災害にさらされてきた日本列島の風土と、そこで育まれた文化との関係を思い起こさせる。
また会期中7月10日(土)18:00よりYouTubeにて、二川美知枝×タカザワケンジ(写真評論家、IG Photo Galleryディレクター)によるギャラリートークが行われる。
タイトル | 「あとのあとは/後の後であり/後の跡でもあり/後の痕でもある」 |
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会期 | 2021年7月6日(火)~7月24日(土) |
会場 | IG Photo Gallery(東京都) |
時間 | 12:00~20:00(最終日は18:00まで) |
休廊日 | 日月曜・祝日 |
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