平本成海「Good News」展が8月16日(月)より東麻布・PGIにて開催される。
ユニークな手法と虚実の境界を漂うような謎めいた作風が評価され、2019年に第20回写真1_WALLでグランプリを受賞、翌2020年に初の個展「narconearco」をガーディアン・ガーデンで開催。2021年には横浜市民ギャラリーあざみ野で開催されたグループ展「とどまってみえるもの」に新進作家の1人として選出された注目の若手写真家、平本成海による個展。
平本は2016年から自身が購読している地元紙に掲載された写真を素材に用いて1日1点のコラージュ作品を制作し、毎日インスタグラムにアップすることを日課としており、本展では日課のコラージュ作品の中から「Good News」のタイトルのもと、新たに構成した一連の作品が展示される。シュルレアリスムに影響を受けた平本は即興性や一貫性のなさを重視し、抽象的でも比喩的でもなく、目的やコードを失ったようなその不思議な感覚は鑑賞者に得体の知れない謎と静かに立ち止まり思考する時間、そして余韻を残す。タイムラインに流れるデジタル画像としての作品と現実の空間に展示される作品との鑑賞経験の違いも楽しみな展示だ。
ピエゾグラフィーによるアーカイバルカーボンピグメントプリント23点が展示される。
タイトル | 「Good News」 |
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会期 | 2021年8月16日(月)〜10月2日(土) |
会場 | PGI(東京都) |
時間 | 11:00〜18:00 |
定休日 | 日曜・祝日 |
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