「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2021」が、クラウドファンディングを実施中。
「KYOTOGRAPHIE」は神社仏閣・近現代建築などの “京都らしい”空間を使用し、市内十数会場で開催される国際写真祭。世界から注目を集める京都という街を舞台に、写真表現の可能性を模索し、私たちの世界の多様性をさまざまなアプローチで伝えること目的とする「アートフェスティバル」を開催してきた。毎年ひとつのテーマを決め、環境問題や社会問題を扱う展示も積極的に行うなど、単なる写真展ではなく「よりよい社会」とは何かを、写真展を通じて考えていくことのできるプログラムを組み立てている。
今回も昨年同様、新型コロナウイルス感染症の影響で企業協賛がやむなく撤退・縮小されたこともあり、フェスティバル全体の運営資金が大幅に不足している状態で、メインスポンサーが抜けてしまった分を埋められないまま、開催に挑まざるを得ないというのが実状。今回のクラウドファンディングでの支援金は、「Echo of 2011── 2011年から今へエコーする5つの展示」の開催費用の一部として活用予定。こうしたセンシティブな社会問題に触れるプログラムには企業協賛が付きにくいのが現状であり、未だに予算を探している状況。プログラムの総予算は、作品制作費、会場施工費、アーティストやスタッフの人件費を合わせ、約3,000万円程を見込んでいる。
タイトル | 「国際写真祭 継続のためご支援を|KYOTOGRAPHIE 2021」 |
---|---|
募集期間 | 2021年7⽉1⽇(木)~8月19日(木)23:00 |
URL |