20 July 2021

歴史、社会、環境、ジェンダーなどさまざまな角度からアートと社会の関わりを考える、MAGUSアートスクール「アートと社会」全4回配信

20 July 2021

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MAGUSアートスクール「アートと社会」

「MAGUSアートスクール〈Liberal Arts アートを学ぶ〉アートと社会」が、8月4日(水)より全4回オンラインで配信される。

本講座は、文化研究者・山本浩貴をモデレーターに、全4回の「アートを学ぶ」講座を開講。「アートと社会」というテーマで、各回異なる分野の専門家を迎え、歴史、社会、環境、ジェンダーなど、さまざまな角度からアートと社会の関わりを考える。

私たちを取り巻く環境や価値観など、世界の枠組みが変わり続けている現代。私たちには、そうした変化を見定め、対応する視点や適応力、さらには背骨となる哲学までもが求められている。多様化する社会をつなぐ役割としても、いま、大きく期待されるアート。興味のある分野を切り口に、奥深いアートの世界に触れてみては。

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第1回「アートと日本史」本郷和人
「空白」をキーワードに、失われた歴史の物語性に着目し、歴史を検証する本郷和人。文化への深い造詣から、現代美術史の中で見過ごされてきたものを探り、社会におけるアートの役割を読み解く。

第2回「アートと環境」巽好幸
変動帯がもたらす地震・火山活動が、無常観や諦念といった日本独自の自然観を生んできたと説くマグマ学者・巽好幸の思想は、日本の現代美術に映る自然観にも通底する。いま私たちは自然とどう向き合うべきか、アートとかけ合わせながら地球学的な視点で考える。

第3回「アートと社会学」富永京子
若者が参画する社会運動からコミュニティーや日常生活を眺め、現代日本に生きる彼らの意味世界を分析する富永京子。人や事象が複雑に関係し合う社会的芸術運動と対比しながら、アートを読み解く。

第4回「アートとジェンダー」清水晶子
ジェンダーやセクシュアリティーの観点から、清水晶子は現代社会を考察している。マイノリティーによる芸術実践の歴史をひも解きながら、アートが示唆する多様性の受容とその可能性について考える。

タイトル

「MAGUSアートスクール〈Liberal Arts アートを学ぶ〉アートと社会 by山本浩貴」

日程

第1回:2021年8月4日(水)~/第2回:8月25日(水)~/第3回:10月6日(水)~/第4回:11月3日(水)~ *各回二週間の限定配信

会場

オンライン

時間

各回15:00~

料金

各回5,000円

URL

https://magus-liberal-arts-a.peatix.com/?utm_source=ima

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