蜷川実花「花」展が、10⽉18⽇(⽉)まで渋⾕PARCO 2F・OIL by 美術手帖ギャラリーで開催中。
本展では、蜷川のシグネチャーといえる“花”を撮影した写真作品の中から「earthly flowers, heavenly colors」、「FLOWER ADDICT」と題された人気シリーズが展示される。
蜷川の作品は独特の⾊彩と幻想的な世界観で人々を魅了する。鮮やかな色彩の洪水は、美術評論家・松井みどりに「地上の花、天上の色」(『蜷川実花展ー地上の花、天上の色』カタログ、朝⽇新聞社、2008年)と称され、見るものに自然の中にある美だけでなく、人工物に込められた⼈の想いや欲望、そして世界の美しさを問いかける。また「FLOWER ADDICT」は色水を吸わせた白菊の鮮やかな色やその姿を撮影したシリーズ。そこには人間が思うがままに世界を作り変えようとする強い欲望を感じるが、同時にそれを超越する、目を奪うような美しさや艶やかさも立ち表れている。
タイトル | 「花」 |
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会期 | 2021年10月7日(木)~10月18日(月) |
会場 | OIL by 美術⼿帖ギャラリー(東京都) |
時間 | 11:00~20:00 |
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