濱田祐史は1979年、大阪府生まれ。2003年、日本大学芸術学部写真学科卒業後、出版社に勤務。2006年よりフリーランスフォトグラファーとして活動。2014年に初の写真集『photograph』がParis Photo/ApertureのFirst Photobook Award 2014にノミネートされるなど、東京を拠点に活動し国内外で作品発表をしている。
ポーランドのヴロツワフでの体験をもとに制作された本作「Broken Chord」。濱田は、日本では経験することのできない他文化との地続きの感覚や、人々の習慣、考え方の中にしばしば垣間見える歴史の痕跡に触れる体験をし、その土地の持つ時間や記憶の蓄積を拾い集め、帰国後に自身の記憶の蓄積をミックスさせてイメージを焼き付けていった。モノクロームでの作品発表は初めてとなる濱田は、ストレートなプリントのほかに2台の引伸機を使った多重露光の作品も制作。カラーではなくモノクロームを使用すること、多重露光とストレートなプリントをミックスして見せることで、現実の中に潜む見えない存在(その土地の時間や記憶の蓄積)を印画紙の上に見事に表現する。
なお、会期中の6月17日(土)にはトークショーを開催。金沢美術工芸大学美術科芸術学専攻講師・星野太(美学/表象文化論)を招き、“exposure”というキーワードをもとに本作を紐解いていくとともに、過去の作品や東欧に滞在した体験にも触れていく。
タイトル | 「Broken Chord」 |
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会期 | 2017年5月10日(水)~7月8日(土) |
会場 | PGI(東京都) |
時間 | 11:00~19:00(土曜は18:00まで) |
休館日 | 日曜・祝日 |
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