丸山晋一展「Photographs 2006-2021」が7月30日(日)まで東京・目黒のBlitz Galleryにて開催中。
1968年長野県出身、千葉大学画像工学科を卒業後1993年からフリーの写真家として広告写真を中心に活動するとともに作品制作に取り組んできた丸山。2003年にニューヨークへ移住し、2009年に現地のギャラリーで展示したシリーズ「空書-Kusho-」が高い評価を得て話題となった。
本展はアンフォルメル中川村美術館で開催される「アンフォルメル中川村美術館 開館30年記念展」(7月27日~8月21日)および信州高遠美術館で行われる「シンビズム5 信州ミュージアム・ネットワークが選んだ作家たち」展(12月3日~2024年1月14日)に丸山の作品が選出されたことを記念して開催される。15年のキャリアを振り返り、代表作ともなった「空書-Kusho-」シリーズの主要作を起点に、禅寺の庭をモチーフに制作された「Gardens」(2011年)、水の空中でのフォルムの変化を彫刻に見立てた「Water Sculpture」(同)、ビールを通して日本の消費社会の際限ない商品差別化を可視化した「Japanese Beer」(2014年)、女性ダンサーの魅力的な一連の動きを抽象化した「Pole Dance」(2017年)、虹の見える原理を利用し、肉眼で見えない美を探求する「Light Sculpture」(2016年~)などからデジタル・アーカイヴァル作品約45点が展示される。
タイトル | 「Photographs 2006-2021」 |
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会期 | 2023年5月11日(木)~7月30日(日) |
会場 | Blitz Gallery(東京都) |
時間 | 13:00~18:00 |
休廊日 | 月火曜 |
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