東京・上野の東京国立博物館にて6月12日からカルティエの展覧会「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」が開催される。
本展は、2024年、カルティエが日本にストアを開いて50周年を記念したもの。カルティエの日本初店舗は東京・原宿のパレ・フランスに1974年にオープンした。カルティエと日本を結ぶさまざまなストーリーを通して、両者、そしてカルティエ現代美術財団と日本のアーティストという2つの絆を紐解く。
カルティエの美しい宝飾品などのヘリテージコレクションやアーカイヴ資料、現代アーティストなどの作品が並ぶ。荒木経惟、森山大道、杉本博司、川内倫子、中川幸夫らの写真や三宅一生、横尾忠則、北野武らの作品などが展示され、カルティエ現代美術財団が日本人アーティストに注目してきたことを実感させる。
また渋谷翔が50周年を記念した作品を制作。歌川広重の『東海道五十三次之内』にオマージュをささげた『日本五十空景』は、渋谷が47都道府県を巡り、現地の空の絵画を制作。そして地元新聞の1面を飾った。新聞のタイトルが場所を表し、正に『東海道五十三次之内』に倣っている。
ジュエリーのみならず日本人作家の作品も豊富にそろう本展。アート好きにもおすすめの展示だ。
タイトル | カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話 |
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会期 | 2024年6月12日(水)~7月28日(日) |
会場 | 東京国立博物館 表慶館(東京都台東区上野公園13-9) |
時間 | 9:30~17:00(金・土曜日は19:00まで、入場は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(7月15日は開館)、7月16日 |
料金 | 一般1500円、大学生1200円 |
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