リクルートホールディングスが運営するギャラリーBUGが、インディペンデントキュレーターの池田佳穂をゲストキュレーターに迎え、12月18日より「バグスクール2024:野性の都市」を開催する。
「バグスクール」とはグループ展と参加型プログラムを組み合わせたアートプロジェクト。アーティストと学び合うなかで、有機的な作品購入体験も目指し、BUGの活動方針の一つであるキャリア支援に基づき、作品販売経験の少ないアーティストにその機会を提供する。本展では、複数のアーティストを一挙に紹介する場として、アーティストが小展示と多様なプログラムを実施する。今回はあらゆるスケール感で複層的・複合的に私たちの生活に影響を及ぼす「都市」をテーマに、宇田川直寛、黒川岳、ちぇんしげ、時吉あきな、トモヨシ、中田愛美里、平松可南子の7名の作家が参加。写真や映像、絵画だけでなくパフォーマンスアートまで様々なジャンルの作品が並ぶ。
秩序や合理性ではなく、個の感覚と意見が行き交う学び場を強調するために、「野性」がタイトルに採用された。その意味の通りに、本能やプリミティブな感覚、私的な視点で、参加アーティストのユニークな野性から「都市」を捉えた作品が展示される。
また会期中、出展アーティストによる参加型プログラムも開催。展示作品と地続きのパフォーマンスや、手先を動かしながらアーティストの制作背景を体験できるワークショップなど多彩なプログラム群となる。プログラムの詳細や予約は公式サイトから行うことができる。