大宜味村旧塩屋小学校
やんばるはヤンバルクイナなどの動植物やスピリチュアルな伝統芸能といった唯一無二の自然、文化が育まれた地域。メイン会場はまるで海に浮かぶ方舟のような大宜味村立旧塩屋小学校。この豊かなロケーションを舞台に、イベントは2部門で構成される。国内外の現代アーティストが新作を制作・発表するエキシビション部門、沖縄の工芸をそろえたクラフト部門で、地域の創造を表現する。
エキシビション部門は金島隆弘がディレクターを務め、参加アーティストがやんばるならではのサイトスぺシフィックな作品を繰り広げる。写真家の浅田政志、ラグジュアリーブランドなどとコラボレーションしている華道家・片桐功敦、アートコレクティブChim↑Pom from Smappa!Group、若手の渡辺志桜里など活躍している作家が参加するので、IMA読者注目だ。
昨今アートとして注目を浴びる工芸。クラフト部門では、沖縄のセレクトショップ「ポートリバー マーケット」の麦島美樹・哲也がキュレーションした、現地の若手からベテランまで実力派の職人がつくる陶器、ガラス、染織物など、沖縄の風土を感じさせる作品を展示販売。人気アイテムは早期に完売になるという。
1~2月の沖縄は程よい涼しさで訪れるには実はベストシーズン。サテライト会場として宿泊施設のホテルアンテルーム那覇、BEB5 沖縄瀬良垣 by 星野リゾートが名を連ねているので、沖縄アート旅行をぜひ検討してみてはいかがだろうか。
タイトル | やんばるアートフェスティバル 2024-2025 |
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会期 | 2025年1月18日(土)~2月24日(月)
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時間 | メイン会場/大宜味村立旧塩屋小学校11:00~17:00
休館:火・水曜日 入場料:一般500円、沖縄県民300円、高校生以下無料 |
場所 | 沖縄県本島北部地域の各会場 |
URL | https://yambaru-artfes.jp/ |