30 March 2026

テレサ・フレイタス、ライカで写真展 色彩を起点に世界の連続性を可視化する2シリーズ紹介

30 March 2026

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ColourMatters1_©Teresa Freitas

Leica Gallery Kyoto © Teresa Freitas

Leica Gallery Omotesando © Teresa Freitas

Leica Gallery Omotesando © Teresa Freitas

ポルトガル出身の写真家テレサ・フレイタスによる写真展「Meeting Point」「Colour Matter(s)」が、ライカギャラリー表参道およびライカギャラリー京都でそれぞれ開催される。色彩を主題に、ストリート、ドキュメンタリー、ファインアートを横断してきたフレイタスの実践を、二つのシリーズを通して紹介する。

フレイタスの作品において、色は単なる装飾ではなく、空間を構築し、知覚を導くための根源的な要素として扱われる。光と色が呼応し合うことで、遠く離れた場所同士が視覚的に結びつき、地理や文化の境界を越えた連続性が浮かび上がる。彼女の写真は、世界を断片的に捉えるのではなく、色彩を媒介として新たな関係性を見出す試みといえる。

表参道で展示される「Meeting Point」は、異なる地域で撮影されたイメージを対として配置するシリーズだ。東西という大きな枠組みを背景にしながらも、文化的差異を強調するのではなく、色や光、形態によって生まれる視覚的なリズムを抽出する。それぞれのディプティックは、異なる場所が交差する一瞬の接点として機能し、写真の内部に緊張と親密さを同時に生み出す。

一方、京都で展開される「Colour Matter(s)」では、色彩が空間そのものを構成する原理として提示される。建築や公共空間、人物といったモチーフは、色の関係性によって結びつけられ、個々のイメージの内部に静かな統合をもたらす。異なる時間や場所で撮影された写真も、色を結節点として対話し、距離を越えた連続性を形成する。

フレイタスはストリートフォトグラフィーにおける色彩表現の実践者としても知られ、これまでにポルシェやネットフリックス、イッセイミヤケ、パントーンなどとのコラボレーションを行ってきた。2022年にソウルで開催された個展では、3か月で11万人以上を動員するなど、国際的な注目を集めている。

タイトル

Meeting Point

場所

ライカギャラリー表参道(東京都渋谷区神宮前5-16-15 2F)

会期

4月2日(木)~6月28日(日)

時間

11:00~19:00

休み

月曜日

料金

無料

URL

https://leica-camera.com/ja-JP/event/leica-gallery-omotesando/Teresa-Freitas 

タイトル

Colour Matter(s)

場所

ライカギャラリー京都(京都府京都市東山区祇園町南側570-120 2F)

会期

5月16日(土)~7月19日(日)

時間

11:00~19:00

休み

月曜日

料金

無料

URL

https://leica-camera.com/ja-JP/event/leica-gallery-kyoto/Teresa-Freitas 

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