08 June 2026

ヌード写真の旗手、ギド・アルゼンチーニ個展「女性的宇宙」が銀座で開催

08 June 2026

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LINDA WITH A DIAMOND RING 2005 / 2007 © Guido Argentini / Courtesy : Sho + 1, Tokyo / M84

Petra With a Leather Corset,1998/2012 © Guido Argentini / Courtesy : Sho + 1, Tokyo / M84

DASHA WEARING A WHITE FUR 2012 © Guido Argentini / Courtesy : Sho + 1, Tokyo / M84

東京・銀座のArt Gallery M84にて、「The World’s Top Photographers: Nudes」で現代ヌード写真を代表する写真家の一人として紹介されたギド・アルゼンチーニの個展「女性的宇宙」が、7月13日から開催される。

1966年にイタリアで生まれたアルゼンチーニは、1980年代末から写真家として活動を開始。2003年に発表したモノクロのヌードシリーズ『Silvereye』で国際的な評価を獲得し、現在では現代ヌード写真を語るうえで欠かせない存在として知られている。作品は『Vogue』『Marie Claire』『Playboy』などに掲載され、ヨーロッパやアメリカ、日本を中心に数多くの個展を開催してきた。

本展では、前回展示では紹介されなかった作品7点を含む約18点の大判作品を公開する。展示タイトルの「女性的宇宙」が示すように、アルゼンチーニの作品は女性を単なる被写体としてではなく、ひとつの理想化された世界の中心として描き出している。

作品の舞台となるのは、高級ホテルや別荘、モダンなアパートメント、あるいは時間制のモーテルなど、多様な室内空間だ。豪奢なベルベットや四柱式ベッドから擦り切れた壁紙に至るまで、緻密に選ばれた空間は写真家自身によって演出され、どこか覗き見的な幻想世界を形成する。そこには現実の記録というよりも、女性美への憧憬から生まれたひとつの演劇的な舞台が広がっている。

アルゼンチーニの特徴は、被写体に対して徹底的な理想美を求める姿勢にある。その写真に登場する女性たちは、幾重にも磨き上げられた彫刻のような存在として表現される。一方で、その完璧さの背後には女性への敬愛やロマンスへの憧れが潜み、作品全体に独特の官能性とエレガンスをもたらしている。

また、その作風はヘルムート・ニュートンやベッティナ・ランス、グレゴリー・クリュードソンらの写真表現とも比較される。強い演出性と光のコントロール、そして現実と幻想の境界を曖昧にするイメージ構築は、ファッション写真とアート写真の領域を横断するアルゼンチーニ独自の世界観を形成している。

タイトル

女性的宇宙

会期

7月13日(月)〜9月26日(土)

場所

Art Gallery M84(東京都中央区銀座4-11-3 ウインド銀座ビル5階)

時間

10:30〜18:30(最終日17:00まで)

休み

日曜日

料金

990円(成人限定)

URL

http://artgallery-m84.com/

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