20 June 2026

石川竜一が沖縄の人々を見つめる新作展「よ」開催。東出昌大、畠山直哉とトークも

20 June 2026

AREA

東京

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東京・渋谷のSAIにて、写真家・石川竜一の個展「よ」が6月20日から開催される。SAIでの個展開催は、2021年の「いのちのうちがわ」に続き2度目となる。

1984年沖縄県生まれの石川は、これまで一貫して「生」を主題に写真を撮り続けてきた。『okinawan portraits』『絶景のポリフォニー』『OUTREMER/群青』などのシリーズを通じて、沖縄という土地に生きる人々や風景を独自の視点で捉え、日本写真界を代表する作家の一人として国際的な評価を獲得している。

前回の個展「いのちのうちがわ」では、人の存在しない自然へと深く分け入り、狩猟生活を通じて自己と外界の境界が曖昧になっていく感覚や、生命の内側に宿る原初的な美しさを提示した。それに対し、本展「よ」では、自身の出身地であり現在も活動拠点とする沖縄へと再び視線を向け、ポートレート作品を中心に新作を発表する。

石川のポートレートは、単なる人物記録ではない。『okinawan portraits』以来、彼が撮り続けてきたのは、沖縄という場所に刻まれた歴史や記憶、土地と身体の関係性そのものである。強い眼差しでこちらを見返す人々の姿には、個人の肖像を超えた、共同体や時代の気配が宿っている。

展覧会タイトルの「よ」は、きわめて短く、説明を拒む言葉だ。しかしその曖昧さゆえに、呼びかけや余韻、あるいは存在を確認するための声のようにも響く。これまで自然へと向かっていた石川の視線が、人へ、そして沖縄という土地に生きる「生」そのものへと回帰していく展覧会として注目される。

会期中には関連イベントとして、7月4日俳優・ファッションモデルの東出昌大、7月5日写真家・畠山直哉を迎え石川とのトークイベントも開催される予定だ(時間調整中)。東出は狩猟や自然との共生を実践する立場から、畠山は写真によって土地や記憶を捉え続けてきた作家として、それぞれ石川作品と深い接点を持つ。異なる領域からの対話は、本展のテーマである「生」と「場所」をめぐる思考をさらに広げる機会となるだろう。

タイトル

石川竜一 個展「よ」

場所

SAI(東京都渋谷区神宮前 6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F)

会期

2026年6月20日(土)〜7月11日(土)

時間

11:00~20:00

休み

無休

料金

無料

URL

https://www.instagram.com/sai_miyashita/ 

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