13 June 2026

ソニーワールドフォトグラフィーアワード展が東京都写真美術館で開催 ジョエル・マイヤーウィッツ特別展示も

13 June 2026

Share

TOP_ © Jubair Ahmed Arnob, Sony World Photography Awards 2026

© Jubair Ahmed Arnob, Sony World Photography Awards 2026

© Philip Kangas, Sony World Photography Awards 2026

© Elle Leontiev, Sony World Photography Awards 2026

東京・恵比寿の東京都写真美術館で、6月20日から7月20日まで、「ソニーワールドフォトグラフィーアワード2026展」が開催される。本展は、世界最大級の国際写真賞として知られる「ソニーワールドフォトグラフィーアワード2026」の受賞作品を紹介するもので、特別功労賞(Outstanding Contribution to Photography)を受賞したアメリカの写真家ジョエル・マイヤーウィッツの作品もあわせて展示される。

2007年に創設されたソニーワールドフォトグラフィーアワードは、写真文化の発展を目的に世界中の写真家を支援してきた国際的な写真コンテスト。プロフェッショナルから若手写真家、学生までを対象とし、世界各国から寄せられる作品を通じて、その時代の写真表現の動向を映し出してきた。

本展の特徴は、一般的な受賞作品展のように部門やカテゴリーごとに展示するのではなく、ロンドンのサマセット・ハウスで開催される公式展のコンセプトを踏襲し、「Absence(不在)」「Humans in the Stories(物語の中の人々)」「Conflicted Territories(対立する領域)」という三つのテーマによって構成される点にある。
「Absence」では、失われた存在や記憶、痕跡をめぐる作品群を紹介し、「Humans in the Stories」では、人間の営みや経験に宿る具体的な物語へ焦点を当てる。そして「Conflicted Territories」では、国境や政治的対立、社会的分断など、現代世界における緊張関係をテーマにしたプロジェクトが展示される。受賞の有無だけではなく、作品同士の関係性から現代社会を読み解く構成となっている。

さらに本展では、2026年度の特別功労賞を受賞したジョエル・マイヤーウィッツの作品を特集展示する。1960年代からカラー写真の可能性を切り拓いてきたマイヤーウィッツは、ウィリアム・エグルストンらとともにニューカラー写真を代表する存在として知られる。都市の日常や光の変化、人々の存在を鋭敏に捉えるその作品は、今日の写真表現にも大きな影響を与え続けている。

最新の受賞作と写真史における重要作家の作品を同時に展示する本展は、現代写真がどこへ向かっているのかを俯瞰できる貴重な機会となるだろう。写真が世界をどのように記録し、解釈し、語ろうとしているのか。その多様な実践に触れられる展覧会である。

タイトル

ソニーワールドフォトグラフィーアワード2026展

場所

東京都写真美術館(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)

会期

6月20日(土)〜7月20日(月)

時間

10:00~18:00(木・金曜日20:00まで)

休み

月曜日(7月20日は開館)

料金

無料

URL

https://topmuseum.jp/ 

Share

Share

SNS