川内倫子さんの新作写真集『Halo』の刊行を記念して、現在POSTと森岡書店の2カ所で展覧会が開催中です。(『Halo』については発売中の『IMA』Vol.20で、いしいしんじさんが素晴らしいテキストを書いてくださっていますのでこちらも合わせてぜひ)。森岡書店で開かれた川内倫子さんと小林エリカさんのトークを聞きにいってくれました。(このお二人、ミルクジャポンのWEBで連載をそれぞれ持っているのですが、子育てにまつわるユーモアに満ちていてお勧めです)。
人間の手によって保たれてきた自然やそのための行為に興味を持つ川内さんと、自然から人間が作り出した科学に興味がある小林さん。現実をドキュメントする写真と、物語を生み出す小説や漫画、二人のアウトプットは異なりながらも、共通点があることに気づかされました。ミクロからマクロの視点への気づきと、すべての物事が繋がっていることに気づかされる『Halo』の世界。漆黒の闇だからこそ見える風景。川内さんの新境地に出会えます。
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。