イギリス人アーティストのスチュアート・ウィップスの初作品集『FEELING WITH FINGERS THAT SEE』がLoose Jointsから刊行された。
本書は、理解やコントロールできないことに関する研究をするウィップスが、分類/理解/コントロールしようとする人間の衝動的な行動について、広範囲にわたりリサーチをしたシリーズから抜粋したもの。17世紀に名を馳せたイギリスの建築家、数学者、天文学者であったクリストファー・レン卿が当時草分け的に提唱した初期の手話の反復法について継続的に研究している作品「クリストファー・レン卿の幽霊と対話するためのシステム」をもとにしている。
ウィップスは、墓石の向こうの亡きクリストファー・レン卿と対話を行い、リサーチを通じて発見したメッセ-ジを広めるために、写真やインスタレーション、ビデオ、パフォーマンスの中でも手話を用いている。
タイトル | 『FEELING WITH FINGERS THAT SEE』 |
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出版社 | |
価格 | 2,650円+tax |
発行年 | 2017年 |
仕様 | ソフトカバー/210mm×270mm/52ページ |
URL | https://twelve-books.com/products/feeling-with-fingers-that-see-by-stuart-whipps |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。