イギリス人フォトグラファー、ポール・グラハムの作品集『A SHIMMER OF POSSIBILITY』がMACKから刊行された。
SteidlMACKから2007年に刊行された初版は、発売からわずか10週間で完売、以来長らく絶版となっていたが、初版刊行から10年を記念し、カバーの色を一新する形で復刊。
本作は12冊の写真集でひとつの作品として成し、それぞれが現代アメリカの日常を綴ったひとつの短い物語が纏められた作品となっている。
この12冊は、それぞれ同じサイズではあるものの、ページ数は各々異なり、写真一枚だけで完結する一冊もあれば、ある交差点で撮影したイメージを60ページにわたって構成したものまで種々様々であり、作者特有の本質を生かしたものとなっている。
作者のグラハムは、世界の一部を切り取りひとつの完璧なイメージとして小さくまとめ上げるということはせずに、ありふれた生活の内に時折訪れる、誰に顧みられることもない出来事の豊かさを語る。
タイトル | 『A SHIMMER OF POSSIBILITY』 |
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出版社 | |
価格 | 62,000円+tax |
発行年 | 2018年 |
仕様 | ハードカバー/242mm×318mm/376ページ |
URL | https://ja.twelve-books.com/collections/all/products/a-shimmer-of-possibility-by-paul-graham-signed |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。