「境界線」をテーマとして、2017年に開催された「第5回東京国際写真コンペティション(TIPC)」の受賞者展がニューヨーク、シドニー、台北を経て、京橋・TOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHYで10月28日(日)まで開催中。
テーマの「境界線」はシンプルな定義でいえば、境界線とは事物や領域などを分ける境目。それは、政治的または地学的に地域を区切る物理的な線のことでもあれば、交流や人間関係の中で引かれる目に見えない線のようなことも含まれる。受賞者8名の作品はそれぞれに有形、そして無形の「境界」をとらえ考察している。
第5回TIPCでグランプリを受賞したダニエル・カストロ・グラシアは、ユージン・スミス賞も受賞するなど、注目が集まっている写真家。受賞作品「Foreigner」は、ヨーロッパにおいて移民・難民問題に際し使われる視覚文化や政治的レトリックに鋭い視点で異議を申し立てる、現在進行中の多分野プロジェクトで日本での展示は本展が初となる。
タイトル | 「第5回 東京国際写真コンペティション巡回展 ―境界線―」 |
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会期 | 2018年10月10日(水)~10月28日(日) |
会場 | |
時間 | 12:00~19:00(最終日は17:00まで) |
休館日 | 月火曜 |
URL |
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