六田知弘は1956年、奈良県生まれ。ヒマラヤの村に暮らして撮影した「ひかりの素足―シェルパ」以来、自然や宇宙との根源的なつながりを探りながら、モノ、風景、人物などさまざまな事象を対象に撮影。仏像などの日本美術のほかヨーロッパ中世美術、雲岡石窟の仏教遺跡など、文化財、古美術品の撮影も多く手がけている。
本展は、日本人独自の自然観・思想を背景に、新たな表現を試みる六田の連続企画。全体のテーマを「宇宙を構成する五大原素 ― 地水火風空」とし、日本人の自然観、自然信仰を背景に撮影した作品を展示。最終章となる本展では「火・風」の神秘性とエネルギーに満ちあふれた世界を約30点展示、販売する。
また、会期初日の9月10日(土)と翌11日(日)には、六田によるギャラリートークを開催。自身の作品への思いやエピソードを紹介する。
会期 | 2016年9月10日(土)~9月24日(土) |
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会場 | |
時間 | 10:00~18:00 |
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