イタリアの記録写真家、ラウラ・リヴェラーニとアメリカ在住の新鋭映像作家、ネオ・ソラの共同展「AINU NENO AN AINU アイヌ・ネノアン・アイヌ/人間らしい人間」が恵比寿・G/P galleryで10月27日(土)まで開催中。
二人は北海道平取町二風谷で現代に生きるアイヌ民族を撮った、オンゴーイングであるドキュメンタリープロジェクト「Ainu Neno An Ainu」を共同制作。日本による植民地主義の歴史に苦しみながらも強く楽しく文化を守り続けているアイヌを追う。
二風谷はもともとアイヌ語で“ニプタイ”(木の生い茂るところ)。ほかにもアイヌ文化を継承し続けている場所はあるが、二風谷ではごく普通の生活にその文化が根付いている。二人が二風谷に行くと、二風谷の人々はまるで家族を迎え入れるようにご飯を食べさせてくれた。来る人は誰でも全力で歓迎する、そのアイヌの精神を“チャルパ”という。
本展では、2015年に二風谷・白老・根室で撮影された映像作品、2012~2016年の間に北海道全道で撮影された写真作品をそれぞれ展示する。
タイトル | 「AINU NENO AN AINU アイヌ・ネノアン・アイヌ/人間らしい人間」 |
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会期 | 2018年10月9日(火)~10月27日(土) |
会場 | G/P gallery(東京都) |
時間 | 12:00~19:00 |
休館日 | 日月曜 |
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