日本の風景をモチーフに地球的な時間の堆積と光をテーマとした創作活動を続けるGOTO AKIの作品集『terra』が、2月に赤々舎より刊行される。
「人間の時間的な尺度から離れて、地球という惑星の膨大な時の流れの中で日本の風景をとらえたらどう見えるのだろう」 、その問いを抱いて撮影を続ける同名のシリーズ。日本の観光地や誰でも登坂可能な山々をモチーフとし、風景とスナップショットが激しく交わりながら、 歴史を穿つ風景写真を形成させていく。
肉眼で見る風景の表情を、平面の写真へ「翻訳」することで、情緒や既視感はそぎ落とされ、現在の光と風景に堆積したときの痕跡が写真として浮かび上がる。
タイトル | 『terra』 |
---|---|
出版社 | |
価格 | 4,000円+tax |
出版年 | 2019年 |
仕様 | ハードカバー/240mm×252mm/128ページ |
URL |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。