古賀絵里子は1980年、福岡県生まれ。昨年の京都国際写真祭「KG+AWARD」でグランプリを受賞し、本展では今年春、同フェスティバルに選出され、京都の町家で行われた写真展を東京で再現する。
本作「Tryadhvan」は、2015年から2016年にかけて、自身が宿した新たな生命を軸に、家族との繋がりを写した最新作。サンスクリット語の仏教用語で、過去世・現在世・未来世を指す“三世(さんぜ)”を表し、途切れることなく因果によって結ばれるものごと、その教えをコンセプトにしている。新たな人生をともにする僧侶・夫との出会い、そしてほどなく授る子、また寺に起こった心に映る数々のシーンを、抑制を利かせた眼差しで次々と記録している。
なお、同名写真集が赤々舎より10月21日(木)に出版されるほか、出版記念として古賀と赤々舎・姫野希美とのトークショーも同日17:00より開催される。
タイトル | 「Tryadhvan」 |
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会期 | 2016年10月21日(金)~11月26日(土) |
会場 | |
時間 | 11:00~19:00(土曜は18:00まで) |
休廊日 | 日曜・祝日(10月23日は開廊) |
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