群馬県・rin art associationで開催中の小林健太個展「The Magician’s Nephew」関連イベントとして、高田優希とのコラボレーションによるパフォーマンス作品「#VISUALINERTIA」が12月22日(日)発表される。
小林は自身が撮影した写真に対し、Photoshopのスマッジツール(指先ツール)によって、編集時の指先の動き=ストロークを刻む作品を作り続けてきた。2015年にVacantで発表した「SOUND&VISION」をさらに発展させた本作では、高田が開発したアプリケーションにより小林の制作プロセス(イメージ編集)、そして指先の動き=ストロークを、身体的・空間的・音響的に拡張することを試みる。
タイトルの「#VISUALINERTIA」は、本作を支える技術である Visual Inertial Odometryから来ており、これは通常カメラの映像と慣性計測装置を用いて、3次元空間内での自己位置を推定するために使われるもので、空間内でデバイスが移動した距類を測ることができるもの。一方で、スマッジツールの視覚(Visual)的な慣性、惰性、緩慢さ(Inertia)も表現している。なお同日15:00より、小林と美術家・やんツー、水戸芸術館現代美術センター学芸員・山峰潤也とのトークイベントも開催される。
タイトル | パフォーマンス「#VISUALINERTIA」/やんツー×小林健太×山峰潤也トークイベント |
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日時 | 2019年12月22日(日) |
会場 | rin art association(東京都) |
時間 | ・14:00~:パフォーマンス(20分程度) |
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