サルバドール・ダリ(1904-1989)の作品をアジアで唯一常設する美術館であり、世界4番目の規模のダリ・コレクションを誇る諸橋近代美術館にて、開館 20周年記念展vol.3「ダリとハルスマン」展が4月25日(土)より開催される。
2019年より続く開館20周年記念展を締めくくる本展は、20年にして初めて海外から作品群を借用し、日本初公開を含む60作品が一堂に会する大掛かりな展示となる。マリリン・モンローやオードリー・ヘップバーンをはじめ、当時の政治家、作家、科学者など数多くのスターの本質をとらえて世界中の雑誌の表紙を飾り、米・LIFE誌においては同誌至上最高となる101回にわたりその作品が表紙を飾った写真家、フィリップ・ハルスマン(1906-1979)とダリの37年間におよぶ関係にフォーカスし、そのコラボレーションによって生み出された写真作品を紹介。パソコンによる画像加工が登場する以前に二人が挑んだ、慎重な演出と暗室技術によってすべてが手作業で作られた驚くほど革新的な表現とそのアイデアに注目だ。
タイトル | 「ダリとハルスマン」 |
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会期 | 2020年4月25日(土)〜9月6日(日) |
会場 | 諸橋近代美術館(福島県) |
時間 | 9:30~17:30(最終入館は閉館の30分前) |
休館日 | 会期中無休 |
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