世界で活躍するインディペンデントキュレーター、ジャスミン・ワヒをゲストキュレーターに迎える女性アーティストのグループ展「all the women. in me. are tired. -すべての、女性は、誰もが、みな、 疲れている、そう、思う。―」が1月25日(土)より銀座 蔦屋書店内・THE CLUBで開催される。
THE CLUBは、アーティストや作品だけでなくそれらを取り巻くアートビジネスにおける次世代の人材もサポートしていくという志の一環として、海外の若手キュレーターを招待し活動をサポートするプロジェクト「Opus」を毎年行っており、本展はその第2回目。インド系のルーツをもつワヒはキュレーターをはじめ、アクティビスト、TED x 講演者、Project for Empty Spaceの設立者、教育者というさまざまな顔を持ち、分野横断的なフェミニズムの視点を通じ、社会的言説に潜む複雑な二項対立の構造や多角的な文化的アンデンティティといった課題に取り組んできた。ワヒとTHE CLUBマネージングディレクター・山下有佳子はともに30代で、それぞれ欧米のアート業界でキャリアをスタート。アジア人のアイデンティティを持ちながら欧米のアート業界で働く経験を通して、現代社会におけるセクシャリティーと肌の色によるカテゴライズに対して疑問を感じて共鳴し、今回の展覧会開催に繋がった。
本展では、2019年に公開された映画「アートのお値段」に出演したアメリカを代表する女性アーティスト、マリリン・ミンターやパキスタン出身の若手女性アーティスト、ヒバ・シュバッツなど、世代を超えた8名の女性アーティストの作品が出品され、女性としてどう生きるかという戦略と具体例を探求する。
タイトル | 「all the women. in me. are tired. ―すべての、女性は、誰もが、みな、疲れている、そう、思う。―」 |
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会期 | 2020年1月25日(土)~3月5日(木) |
会場 | 銀座 蔦屋書店 THE CLUB(東京都) |
時間 | 11:00〜19:00 |
定休日 | 2月25日(火)、26日(水) |
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