アンセル・アダムス、ロベール・ドアノーら10名のモノクロ作品展「ヘルムート・ニュートンなど」

モノクロ写真（芸術）作品展「ヘルムート・ニュートンなど」が、銀座・Art Gallery M84で、3月2日（月）より開催される。

本展は、『ヴォーグ』で認められ、20世紀を最も騒がせたドイツのファッション写真家ヘルムート・ニュートンの作品を代表に、子どもたちをとらえたヒューマニズム溢れる作品を撮影したフランスの写真家ロベール・ドアノー、どうすれば光を“自分の見た”風景に忠実なかたちで、モノクロプリントに定着させるかを模索したアメリカの写真家アンセル・アダムスなど10名の海外で有名な写真家の作品で構成。子どもたち、恋人たち、女性のヌード、ポートレイト、ファッション、風景など、題材こそ違えど、極めて美的で有り、これらの作品はモノクロの芸術写真ともいえるだろう。

作品はすべて伝統的なクオリテイを醸し出す銀塩印画紙で表現されており、一部はヴィンテージプリントの暖かさも感じることができる。日本ではあまり知られてなくても海外で有名な世界的な写真家も含まれており、コレクター必見、写真集に掲載されている作品や表紙になっている作品も。すべてゼラチンシルバープリントで約30作品が展示される。

【展示作家】
アンセル・アダムス、エリオット・アーウィット、F.C.グンドラッハ、フランセスコ・スカヴロ、ヘルムート・ニュートン、イジス、ジャンルー・シーフ、ルシアン・クレルグ、ロベール・ドアノー、サンテ・ド・ラジオ